肝臓に効果のある薬とは

 

肝臓は「沈黙の臓器」と呼ばれ、重症化するまで自覚症状が現れないのが特徴です。そのため食事療法や運動療法が予防や改善の一番の治療法だと考えられています。

 

しかし、ちょっと飲みすぎた、疲れがとれないという時には、肝臓に効果のある薬がドラッグストアでも販売されています。CMなどでも見かけるヘパリーゼなどが有名ですね。でも、ドラッグストアで販売されている薬の効果は、疲労回復や二日酔い症状の改善です。
現在、傷ついた肝細胞を修復する薬ありません。また、市販薬のほとんどは、その効能が「二日酔い」であり、肝臓機能を助け、二日酔いの症状を軽減する作用を期待するもので、肝細胞自身を回復させてくれるものではありません

 

しかし、肝臓が傷んで、脂肪肝や肝硬変が始まってしまう程度になるとこれらの市販の薬では回復することは望めません。医療機関を受診して適切な治療を受けましょう。
二日酔い症状の改善を効能に挙げてある市販薬を挙げてみると

  • ハイチオールCプラス(エスエス製薬)
  • 五苓散料エキス顆粒(ツムラ)
  • 半夏瀉心湯エキス顆粒(ツムラ)
  • 黄連解毒湯エキス顆粒(ツムラ)
  • 第一三共胃腸薬〔細粒〕(第一三共ヘルスケア)
  • ソルマックプラス(大鵬薬品)
  • サクロン(エーザイ)
  • 太田胃散(太田胃散)
  • 大正漢方胃腸薬(内服液)(大正製薬)

などです。

 

ちなみに、ヘパリーゼはイメージは二日酔いの予防・改善のイメージがありますが、効能に二日酔いの表記はありません。ですから「飲む人に効く」と言っていて「二日酔いに効く」とは一切言っていません。

 

また、ウコンの力は医薬品ではなく清涼飲料水なので、効能を表記することができません。なので効能のイメージを伝え、実際には自分で効果を感じてください、という紹介になっています。

二日酔いの鎮痛剤には注意!

 

二日酔いになると頭痛で頭がガンガンするときには、ついつい鎮痛薬を飲みたくなります。傷みを抑える薬で思いつくのがロキソニンです。早く効きますし、胃や腎臓への刺激が少なく、眠くなりません。
しかし、アルコールを飲んでいる時には、注意が必要。なぜならば、かえって肝臓を傷めてしまうからです。

 

薬は、胃で溶け、腸で吸収され、肝臓で分解された、その残った成分が効能を発揮します。お酒を飲むと、肝臓はアルコールの分解に働いており、薬の分解が十分にできません。そのため、残る成分が多くなり、過剰に効果を発揮するようになります。
よく効くならいいじゃん!と思うでしょうが、薬の成分が多くなると、胃や肝臓をかえって荒らしてしまうリスクが高くなります。

 

なので、まだお酒が残っていると思う時にはロキソニン使用は避けてください。
ちなみに、鎮痛薬のバファリンやセデス、イブクイックなども同じです。

 

じゃあ、頭痛は我慢するしかないの?・・って辛い頭痛は我慢できませんよね。
日本酒をたくさん飲んだ時の頭痛の原因は日本酒に含まれるアデノシンです。この場合は、拡張した欠陥を収縮させるコーヒーや牛乳がお勧めです。

 

お酒を飲んだ後はトイレに行きたくなります。そんな時は脱水症状による頭痛かも知れません。この場合は水分と糖分を摂れる、スポーツドリンクや果実ジュースを飲みましょう。

 

肝臓がアルコールを分解して作られるアセトアルデヒドも頭痛の原因です。これを早く分解するためには、しじみのお味噌汁や卵、ゴマなどを食べましょう!