肝臓をサポートする食べ物とは

 

現在の医学では、肝臓を回復させるには食事療法を行ないます。薬による治療は、肝臓が薬自体を代謝し体全体に行き渡るように考えれられていますが、肝臓が弱っているためその効果も疑われるからです。そのため、普段の食事で肝臓を強くする食材を食べ、食事を改善していく方法をとるのです。

 

肝臓に良い食事とは、エネルギー摂取量を考慮したバランスの取れた食事です。言い換えると、高たんぱく・高ビタミン・適量のカロリー、です。健康な成人であれば

  • 2200〜2400kcal/日
  • 90g以上のタンパク質
  • 肝臓に良いビタミンB群、ビタミンE、ナイアシンを摂取
  • 規則正しい食事を摂る

を守ることを考えましょう。

良質なたんぱく質

 

肝臓にとってタンパク質が一番重要な栄養素です。タンパク質は、肝細胞の修復や免疫物質、酵素を作り出すために使われます。また、高たんぱくの食事をすることで肝硬変に著しい効果があるとの研究成果の報告もあります。

【良質なたんぱく質を含む食品】
鶏卵、鳥ささみ、牛乳、アジなどの魚肉、大豆、納豆、豆腐

肝臓によいビタミン

 

ビタミンは、肝臓の大切な働きである、栄養素の合成や、不要物の分解・解毒時の酵素の働きをサポートします。特に、ビタミンB1、B2、B6、B12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸などが重要なビタミンです。これが不足すると脂肪肝、肝硬変、肝炎などの肝臓の病気を発症しやすくなります。
【ビタミンB群を含む食品】

ビタミンB1 豚ヒレ肉、いりごま、ロースハム、ウナギの蒲焼、焼き豚、たらこ
ビタミンB2 豚レバー、牛レバー、鶏レバー、干ししいたけ、ウナギの蒲焼、納豆、鶏卵、牛乳
ビタミンB6 にんにく、ピスタチオ、牛レバー、本マグロ、鮭、鶏ささみ、サンマ、バナナ
ビタミンB12 しじみ、赤貝、焼き海苔、牛レバー、イクラ、ほっき貝、煮干し、牡蠣
ナイアシン たらこ、いわし、かつお、鶏肉、牛レバー、まいたけ、えのき、豆類
パントテン酸 牛豚鶏レバー、卵、納豆、たらこ、いくら、干しシイタケ、抹茶、鶏肉
葉酸 牛豚鶏レバー、うに、焼き海苔、ワカメ、ほうれん草、ブロッコリー、アスパラガス、枝豆